第7回 おおさか国際くちぶえ音楽コンクール

「第7回 おおさか国際くちぶえ音楽コンクール」の第二次審査、最終審査の審査項目が発表されました。

審査委員会の構成メンバーも発表されていますが、事前の発表から若干の変更がありました。

事前発表では「音楽に精通した人」が中心で「口笛に精通した人」はほぼ居ない状況でしたが今回、口笛奏者が審査委員会に加わったことで、「口笛コンクール」としてより精度の高い審査になることが期待されます。

審査項目で特徴的だったのは「バランス」という項目。詳細説明には「音源とのバランス」との記載があります。これが音源との音量のバランスという意味なのか、音源が持っている雰囲気にどれだけマッチしているのか、ということを意図しているのかは不明ですが、前者だとすればこれは明らかに会場音響エンジニアの技術力でカバーすべき項目であるような気がしました(有償で客を入れる場合は特に)。

あと面白いのが「パフォーマンス」という項目で、本大会では純粋な演奏技術だけでなく聴衆をどれだけ魅了したかが「点数で」評価されることになります。この部分は今後の伸びしろに大きく関わる部分なので、本大会からアーティストとしてのポテンシャルが高い人材が輩出されることが強く期待され、特に魅力ある評価ポイントであると感じます。

さらに細かいところでは、中国からの出場者の辞退枠に対して中国人があてられていることから、「中国枠」として一定数が確保される配慮が垣間見られました。国際コンクールとはいえ、まだ出場者は日本人と中国人のみとなっていますが、過去の継続性という意味では国際大会が乱立状態にある現在も世界唯一の国際大会となっているため、どんな奏者が賞をとることになるのか、楽しみです!

http://www.hito-fue.jp/compe/index.html

WWC続報

先日、国際口笛コンテスト”The MASTERS of Musical Whistling”(以下、MMW)がアメリカで開催されたばかりですが、すでに次の口笛世界大会に向けて着々と準備が進められています。

以前にも概要をお知らせしていますが、以下が現時点で判明している情報のアップデートです。

これまでの情報を総合すると(不確定ですが・・・)今後、西暦の奇数年はMMW(米国)とおおさか国際くちぶえ音楽コンクール(日本)、偶数年はWWC(日本)が定期的に開催されることが見込まれます。まさに口笛愛好家にとっては「いつでもチャンスがある」といった状況!

「口笛なら誰にも負けない!」と自称する方は、その力を世界クラスの大会で是非試してみてください♪

大会名称: The World Whistlers Convention (略称: WWC)

開催地: 神奈川県川崎市 すくらむ21ホール(850席)

公式サイト: http://whistling.jp/

開催日: 2016年7月15日(金) ~17(日)
(音源審査受付期間: 2016年2月1日~29日)

大会概要: 基本的にはIWCのスタイルを踏襲するものの、弾き吹きカテゴリーの新設、ジュニア、シニア部門の新設など随所に独自の変更が加えられている。IWC2014は1日だけのイベントであったのに対し、今回は3日間の日程が組まれ、初日には「口笛シンポジウム」「コンサート」が開催されるなど、単なるコンテストの枠を超えた口笛コンベンションとしての色合いを強めている。

主催: JWC(ジャパン・ウィスリング・コンフェデレーション)、竹内 亮介(WWCディレクター)

≫主催者へのインタービュー記事はこちら

MMWの定期開催が決定!

caroleYou can find English version of this article in the latter half.

口笛情報サイト くちぶえ音楽院では先日アメリカで行われた国際口笛コンテスト”The MASTERS of Musical Whistling”(以下、MMW2015)の主催者であるCarole Anne Kaufmanさんより追加の情報をご提供頂きました。

Q&A形式で記載していますので是非参考にしてみてください。

なぜ今年、MMW2015を開催しようと思ったのでしょうか?

IWCが長い歴史に終止符を打ったことが直接の要因です。私は口笛演奏家として、口笛音楽コンテストの歴史と伝統を守りたかったのです。

IWCが長い歴史の中で築き上げてきた口笛という「芸術」を守り、伝えることはとても重要なことだと考えています。

MMWを通して才能溢れる次世代のチャンピオンを輩出することによって口笛に対する認知を高めるとともに、世界の口笛奏者が一同に集まれる場を提供することも必要であると感じました。

大会出場者は概ね希望する部門へ出場することが出来たのでしょうか?

本大会の出場者は本当に素晴らしい才能を持った演奏家ばかりでした。そのため、ほぼ主催者側で人数調整することなく、各人の希望の部門への出場を許可する方向で最終調整させて頂きました。

一方、生バンド演奏部門の出場に関しては、世界的口笛奏者による洗練されたコンサートとしての色合いを明確にするために、やや厳しい目線で部門出場者の選考を行うこととしました。

なぜ生バンド演奏部門では1位が二人もいるのでしょうか?

IWCの精神を受け継いで、優れた女性の口笛奏者が存在することを対外的に示したかったというのが理由です。これは私の信条でもありました。

ALLEN DEHART AWARDについて教えてください

今回、IWCのオーガナイザーであるAllen deHart氏の名前を冠する賞を創出出来たことに大変誇りを感じています。

この賞は、口笛に対する認知度や芸術としての評価を高めた人物に対して与えられるものです。

MMW審査委員会において慎重に協議検討した結果、第1回となる本賞の受賞者は竹内亮介(たけうち りょうすけ)氏に決まりました。

IWC、パカラマ!、WWC開催など、国際的な口笛の発展に継続的に尽力し貢献したことに加え、優れた弾き吹きの技術を評価しました。

MMWを定期開催する予定はありますか?

はい!2017年に再びMMWを開催する予定です。WWCが2016年開催なので、その翌年ということになります。

また、2016年には(もし出来たら)口笛コンサートを開催したいと考えています。

いずれも会の目的は同じで「口笛音楽に対する認知及び、芸術としての評価の向上」を目指しています。

関連コンテンツ>The MASTERS of Musical Whistling
関連コンテンツ>特別寄稿:口笛奏者 奥野 靖典

Message from Carole Anne Kaufman

Today, we got some precious information from Carole Anne Kaufman (also known as “The Whistling Diva”), the producer of “The MASTERS of Musical Whistling”. Please check the Q&As below.

What inspired you to hold international whistling event this year?

The IWC. Lost its funding. And I wanted to keep the tradition of musical whistling competition alive. It is very important for the sustaining of our art. Having champions gives us credibility. And creates community when we get together.

Could contestants perform in desired divisions as they wished?

Most of the whistlers that applied were excellent. We were able to take almost everyone for the divisions that they applied for. I was much more strict with a live band division. Because I want to develop that into a professional concert that shows the world how excellent world-class whistling can be. It is a fine art.

There were two 1st place winners in Live-Band Division, why?

In the spirit of the IWC, and my own beliefs, I wanted to make sure that there was an excellent woman whistler to serve as an ambassador for our art representing excellence.

What is “The Allen deHart Award”?

This year I am proud to announce the creation of “The Allen deHart Award” (Organized of the IWC) . Given to the person that is,”…expanding the awareness, enjoyment, and respect of musical whistling as a fine art.”

Allen will, of course, receive his namesake award for his global contribution to whistling. The first winner of the award, as chosen by the board of the MMW is RYOSUKE TAKEUCHI of Japan, for his ongoing world-wide contribution to the world of whistling competition and “Hikifuki” (self-accompaniment with whistling”)
performances.

Do you have a plan to hold “The MASTERS of Musical Whistling” again on a regular basis?

Yes the MMW will be again in 2017. After the WWC. Hopefully I will be able to host a concert in 2016.  “The mission is the expansion of the awareness, enjoyment and respect of musical whistling as s fine art.”

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