吸気奏法

吸気奏法とは息を吸いながら音を出す口笛の奏法です。

ノーマル奏法と比較して、音楽的に微妙なニュアンスを表現しづらい、音量でやや劣る、音の安定性に欠けるなどの欠点がありますが、練習によってある程度の改善が可能です。

吸気奏法単独で使われることはまずありませんが、非常に長いパッセージの楽曲を吹く場合に、ノーマル奏法を基本として、ところどころ吸気奏法を挟み込むと、息継ぎの切れ目無しに延々と音を出し続けることが可能なので、そのような目的で使われることが多いです。

ただ、どんなに練習をしても厳密な聞き方をすれば、ノーマル奏法と吸気奏法とで微妙な音色の違いが発生してしまいますので、基本的には極力ノーマル奏法を優先させ、肺活量的に無理がある場合、または、微妙な音色の変化をアクセントとして音楽表現の一部にしたい場合など、限定的な使用に留めるのがお勧めです。

ライブなどで、ブレスコントロールを間違えて息が途中で足りなくなってしまっても、吸気奏法が出来ればまったく問題ありません。リスク回避という意味でもある程度練習しておくといざという時に役立ちます。

吸気奏法による音の出し方

読んで字のごとく、発音は、ノーマル奏法と全く同じ口の形で息を吸い込むことによって行います。

最初はなかなか音が出ないかもしれませんが、ノーマル奏法が出来ていれば口の形状は全く同じなので、比較的短期間で習得できるはずです。

口笛音楽における口笛奏法の基本はノーマル奏法と、吸気奏法だけです!

その他の奏法はおまけのようなもので、出来なくても音楽表現上、まったく実害は無いので、とにかくこの2つだけはしっかりマスターするように練習しましょう!

次のページへ≫