スタジオレコーディングという選択

前のレッスンで録音の機材やマイキングのテクニック等について説明してきましたが、これらはあくまで自宅等でレコーディングするということを前提にしていました。

ただ、一昔前まではレコーディングスタジオといえば完全にプロの世界でしたが、最近では音楽スタジオでのレコーディングも急速に低価格化、大衆化が進んでいるため、下手に自分で高価な機材を買い揃えて、独学で何冊ものレコーディング系書籍を読んで技術を習得するよりも、プロユースのスタジオをはじめから利用したほうが、実は金銭的にも、時間的にもメリットが大きい状況になっています。

スタジオを利用すると以下のような利点があります。

スタジオレコーディングの利点

1.個人では手の届かない数百~数千万円クラスのプロ機材が使える!
2.レコーディングテクニックは不要!
3.音がいい!

まず1つ目、これが誰にとってもとても大きな魅力になります。多くのレコーディングスタジオではマイク1つとっても数千円~数十万円クラスまで幅広く用意されていますが、最高級のマイクを指定しても特に追加で料金が発生することは無いので、純粋に音だけを基準にして機材を選択することが出来ます。

*スタジオごとに経営方針が異なるため、すべてのスタジオで追加料金が発生しないとは限りません。

2つ目は特に初心者にとって大きなメリットです。レコーディングスタジオを予約すると録音スペースのほかにコントロールルーム、自分専任のサウンドエンジニアさんも自動的についてくるので、基本的にはサウンドエンジニアさんの指示に従っていれば、全くレコーディング知識が無くてもプロのようにクリアーな音を録ることが出来るというわけです。

3つ目(音がいい)は当然ですが、プロのレコーディングスタッフが録音から録音後のミキシング微調整まですべて行ってくれるわけですから、当然CDとしてすぐに売り出せるレベルのクオリティに仕上げることが出来ます。つまり、あなたは口笛の演奏だけに集中すればよく、ほかの一切の技術やノウハウはプロに任すことが出来るのです。最近ではインディーズ系レーベルと提携してCD生産、流通まで対応できるところも多くなっています。

安さよりもサービスで!

レコーディングスタジオは全国主要駅周辺に乱立している状況で、価格競争も進み、安さを前面に売り出すところも多くなってきました。

ある程度ノウハウがあれば、どこでレコーディングしても同じような結果が得られると思いますが、最初のうちは、多少割高でもきめ細やかなサービスが受けられるかどうかを基準に選ぶのが賢明だと思います。

・実際の録音日前に事前打ち合わせ可能か?(使用機材や段取りなど)
・機材のレベル
・サウンドエンジニアの経歴

これらは多くの場合ホームページ等に掲載されているので事前にチェックしておきましょう。あと、全面禁煙のところもありますが、タバコ臭いところもわりと多いので、気になる人は併せて確認しておきましょう。

おまけ:あの有名歌手も御用達のスタジオで!?

レコード会社を主体とした面白いサービスがあるのでここで紹介したいと思います。

日本コロムビアといえばこの業界では泣く子も黙る(?)大手のレコード会社で、文化貢献のため伝統音楽にも積極的に力を注いでいることでも有名ですが、実はコロムビアミュージックカスタムという一風変わったサービスを提供しています。

コロムビア所属アーティストが利用しているスタジオを一般にも開放し、コロムビアが保有する豪華な伴奏音源や製作スタッフも利用出来るというプレミアムな仕様になっています。

私も利用したことは無いのですが、もしかしたらこれは氷川きよしさん、松山千春さんの息がかかったマイク?と思うだけでもちょっとわくわくしますよね☆

*実際にコロムビアを体験してみた!という方が居ましたら是非当サイトへレビューの寄稿をお願いします!!←単に私が知りたい^^;

以上、スタジオレコーディングについて説明しました。

ちょっと敷居が高いように感じられるかもしれませんが、ここぞ!というときに利用して、美しい口笛の響きを永遠の財産として残してみてはいかがでしょうか。

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