国際口笛大会:IWC2014

国際口笛大会:IWC2014

このページでは、第41回 国際口笛大会(The 41st International Whistlers Convention、IWC2014)の概要と結果について掲載しています。

大会概要

大会の概要は以下の通りです。尚、IWCは、Allen de Hart氏によって米国ノースカロライナ州ルイスバーグで1970年代から行われている世界で最も権威ある口笛コンテストです。

大会名称
正式名称 The 41st International Whistlers Convention
略称 IWC2014
日本語名称 第41回 国際口笛大会
場所
開催地 神奈川県川崎市
会場 川崎市男女共同参画センター・すくらむ21ホール
運営
主催 ジャパン・ウィスリング・コンフェデレーション
審査員 分山 貴美子
柴田 晶子
森 りか
竹内 亮介(音源審査のみ)
タイムライン
音源審査受付期間 2013/11/21~2013/12/20
大会開催期間 2014/4/6
費用
音源審査料(予選) 2,000円
但し、未成年 1,500円
本選審査料 10,000円
但し、未成年 7,500円
一般入場料 無料

審査カテゴリー

以下の部門ごとに審査が行われ、音源伴奏部門は男女それぞれ3位まで、アライドアーツ部門は2位まで表彰されます。

また、総合順位は決定されないため、各部門ごと、計3名の世界チャンピオンが誕生することになります。

審査部門 概要
音源伴奏:男性部門 自身で予め準備した録音伴奏に合わせ、現代曲(ポップス)とクラシック楽曲を各1曲、計2曲を続けて口笛で演奏する部門
対象:男性
音源伴奏:女性部門 自身で予め準備した録音伴奏に合わせ、現代曲(ポップス)とクラシック楽曲を各1曲、計2曲を続けて口笛で演奏する部門
対象:女性
アライドアーツ部門 総合芸術部門。口笛に別の要素を加え自由にパフォーマンスを行う部門(口笛+ダンス、口笛+寸劇など)。人数・構成は自由、楽器伴奏も可。手笛・指笛など手を使用するスタイルはアライドアーツ部門のみ可。

審査結果

大会結果は以下の通りです。尚、IWCの長い歴史の中で、日本人が男性部門1位を獲得したことは無く、今回が歴史初の快挙となります。

審査部門 入賞者
音源伴奏:男性部門 1位:青柳 呂武(東京都)
2位:武田 裕煕(東京都)
3位:田所 敦(香川県)
音源伴奏:女性部門 1位:高木 満理子(福島県)
2位:中田 成実(兵庫県)
3位:小林 まり子(千葉県)
アライドアーツ部門 1位:Edgar Moreyra(ベネズエラ)
2位:武田 裕煕(東京都)

IWC:長い歴史に終止符

Franklin County Historical Society, Inc (FCHS)は2014年6月15日付けで、1970年代から長年にわたってサポートを行ってきた国際口笛大会(IWC)のスポンサーから降りることを表明しました。

これによって、多くの口笛奏者を輩出し口笛音楽の歴史を築いてきたIWCに、実質的な終止符が打たれることとなりました。

この発表は国際口笛コミュニティ「Orawhistle」において2014年6月3日未明に行われたものです。

くちぶえ音楽院はこれまでの長年にわたるAllen de Hart氏の口笛への多大な貢献に深い敬意を表すとともに、今後の動向に引き続き注目したいと思います。

訃報

Franklin County Historical Society, Inc (FCHS)を設立し、40年以上に渡って口笛音楽の中核的な役割を担ってきたAllen de Hart氏が、2016年10月、逝去しました(90歳)。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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